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見直されるブナの森
2006.08.08(23:55)
大山では標高800m前後から1500m付近にかけがブナの原生林帯となっています。私たちが滞在した大山レークホテルでは標高が低く、ブナを見るには標高の高い場所に移動する必要がありました。移動したといっても私たちは横手道をウォーキングしたわけで、ブナの森の一番下のラインを歩いたことになります。
ブナの森は『自然のダム』『緑のダム』と表現されますが、その所以はブナは成木一本で8トンの保水力があり、ブナの森は一時間に300ミリ以上の雨を受け止める力を持っていると言われているからです。
一方でブナ(橅)は、「木では無い」と書く名前のとおり、保水力があるゆえに狂いが発生しやすく、建材としての利用価値がないとされ、古くから伐採にあってきました。
その結果、スギやヒノキといった針葉樹林が多くなり、人間はその花粉に悩まされることになります。
また、これらの針葉樹は保水力が弱く、ブナ林の一割程の保水能力しか無いのだそうです。
今年の豪雨であちこちが土石流などの被害にあっていましたが、こういうことも無関係ではないのでしょうね。
ブナの葉は落ちてすぐに腐らず、2・3年かけてゆっくりと腐っていきます。スポンジ状の腐葉土には、たくさんの水を含むことができます。その腐葉土のフィルターが水を濾過し、不純物がないミネラル分が豊富な伏流水となって流れてくるわけです。
それが名水百選にあがった『天の真名井』をはじめ、麓で湧き出る美味しい水となっているんですね。
実は今年の旅行は、私自身 十分下調べすることができずに、出かけていったのですが、実際にこの目で見て触れ、美味しい水を飲んで・・・
自然の持つパワーを感じ帰って来ることになりました。
今まさに、その勉強のおさらい中です。(^_^;)
今、地球環境保護の観点から見直されるようになってきたブナの森。
各地で環境保全運動がみられるようになってきました。
ブナの森に関して、とても分かりやすい解説がNHKの高校講座『理科総合B 第20回 守るべき自然と生物の多様性』の中で公開されています。
こちらは世界遺産の白神山地のブナの森をとりあげています。
ご参考に!




































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